浴室での介護の現場では、従来のシャワーでお湯を出したり止めたりするとき、その都度、介護されている人の肩越しから手を伸ばして水栓ハンドルを操作しなければならず、介助者に大きな負担がかかっていました。そこで、手元で操作できるシャワーの開発が要望されていたのです。しかし「介護用では需要量が見込めない」ということで商品化に向けた開発は断念せざるを得ない状況でした。しかしTOTO創立75周年記念の商品展示会で試作モデルを展示、来場者から高い評価を受けると共に強く商品化の要望を受けたのです。
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| クリックシャワー |
「手元で操作することができるシャワーがあれば、介護の現場に限らず誰にとっても便利。洗髪の時など目を閉じていても使いやすい」という評価です。当時、ユニバーサルデザインという言葉は未だ生まれていませんでしたが、このような考えはTOTO社内でも次第に理解されるようになり、ユニバーサルデザインとしてのヒット商品「クリックシャワー」は生まれることになったのです。
「段差なしで安心」「洗い場での立ち座り」「洗面器の使いやすさ」「目を閉じていても使いやすいシャワー」こうした高齢者、障害者への配慮要素を取り入れながら『フローピア』は今の形、ユニバーサルデザイン商品へと進化してきたのです。今後もさらに「安全」で「使いやすい」ものへと生まれ変わっていくことでしょう。