ここから本文です
生活の中のユニバーサルデザイン

第8回 知る人ぞ知るバリアフリー便器の歴史と使い方 その2

1. こんな便器もあります。

先回、障害者用便器(C111)の話をしました。障害者や高齢者等に配慮した便器はこのほかにもいろいろ開発されていますがあまり知られていません。今回はそれらの中から「しびん洗浄水栓付き便器」の話をします。困ったときには大変便利なものですから是非、お知りおき願いたいのです。

2. 「しびん洗浄水栓付便器」とは

写真1 便器説明1 クリックすると拡大します

※写真をクリックすると別ウィンドウで大きく表示します。

文字通り “しびん”を洗浄するための水栓金具(蛇口)を取り付けた便器のことです。
便器の後方部の横に水栓金具(蛇口)がとりつけられています。便器に腰掛ける時は蛇口の吐水パイプ部を洗浄水タンク側に振り上げておきますが、“しびん”を洗浄する時は、吐水パイプを降すことにより、便器の中心部で“しびん”を洗うことができます。このとき便座は上げておきます。また、蛇口が上に振り上げられているときはハンドルを回しても水は出ないようになっています。

 

写真2 便器説明2 クリックすると拡大します

この便器は『家族と共に生涯住み続けることのできる住宅の研究(通産省(※1)新住宅開発プロジェクト:略称(※2))』の中で提案されたもので、家族が要介護状態になり“しびん”や“ベッドパン”を使用する家庭において、それらを洗うことができるように、との配慮から開発されました。 当初は住宅用として開発されたのですが、“特殊な便器”ということで一般住宅では採用されるケースは稀で、もっぱら一部の施設で使用されているようです。

ものを語る 工業デザイナー さかもとてつじさん

WEBセミナーに戻る

目次に戻る

河添さんのセミナーを見る

本文終了です
楽&楽計画どっとこむについて初めてサイトをご覧になる方へカタログ請求ご意見・お問い合わせ
| サイトマップ | プライバシーポリシー |