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前回、ユニバーサルデザイン商品のスパイラルアップ展開でも話しましたが17年前、インテリア・バーを開発する前は、トイレ、浴室用の「手すり」といえばその多くがステンレス・ヘアーライン仕上げの「障害者・高齢者用」のものでした。しかし、機能は誰にとっても便利なものなので、デザインがよければ汎用性のある便利グッズとして普及するはずだ、と考えていました。それを阻害しているのは「障害者・高齢者用」という既成概念やイメージなのです。
これを払拭するために、名称は“インテリア・バー”。表面仕上げはカラー樹脂として、デザイナーにより10色が揃えられました。当時、手すりに10色もの色揃えをすることは画期的、ビジネスとしては冒険でした。でも、そういったことから、既成概念を打破しようとしたのです。そしてインテリア・バーの必要性を訴えるために「エイジングカタログ(現:バリアフリーブック)」を作成し、使い方について様々な情報を提供することで、インテリア・バーのユニバーサルデザイン化を推進しました。