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手すりは、体を支える道具として、形や色にかかわらず基本的にユニバーサルデザイン商品です。それなのに、いつのまにかトイレや浴室の手すりは「障害者・高齢者用」「福祉用具」というレッテルを貼られてしまいました。「将来手すりを取付けられるように準備しておく」という表現もよく見られますが、この考え方には、疑問を感じています。トイレや浴室の「手すり」は住宅の基本仕様とてはじめから取付けられているべきものです。安全確保、転ばぬ先の杖として。
「手すり」を採用しようとする際、障害者や高齢者用の住宅マニュアルや指針に頼りすぎるのではないでしょうか? そのために、「手すり」に対する考え方が、固定的で教条的になってしまっているのが悲しいですね。手すりの形や取付け位置など、もっと柔軟な考えで対応し、それぞれの生活に見合った形で導入することが必要ですね。手すりの太さはφ32mmとか手すりの取付け位置は床から750mmとか…そういった数字は、あくまでも目安なのですよ。手すりに関してもっと自由な発想をもつべきだと私は思います。
