この質問は、英国建築家で、障害者の利用に配慮した建築設備の解説書「Design for Disabled」の著者、S.ゴールド・スミスさんと障害者用機器について話をしていたときの彼の質問です。
実は、3つとも「身体障害者や高齢者を配慮して開発されたものである」というのが答えです。
ライターはクリミア戦争のとき、片手を失った軍人が片手でたばこを吸いたいというので、そのニーズを具体化したものが原型となっています。
長柄の靴べらはアメリカで開発されたもので、リウマチ患者などが腰を屈めなくても自力で靴をはけるようにつくられたものであると教えてもらいました。
メガネは、メガネがなければ「視覚障害者」です。メガネという便利なものがあるために多くの人が生活上不自由なく「身体障害者」という意識をもたずに過ごすことができています。
障害者用として開発した特殊品だったものが、健常者にとっても便利で、普及し一般品になった例です。
そこで、在宅介護の中で、特に課題が多いトイレまわりの「ユニバーサルデザイン」商品を紹介していきながら、「ユニバーサルデザイン」についてみなさんと考えていきたいと思います。