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困ったときに知っておきたい人の動き
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第12回 『起き上がる』ってどんなこと?<1>
上手な起き上がりの実践

3.「ふとん」よりも、「ベッド」で起き上がるほうが楽?

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イラスト5 状況説明5 クリックすると拡大します

ふとんで起き上がるよりも、ベッドで起き上がるほうが楽だということはご存知でしょうか?何故なら、ベッドでは端座位をするようにして、起き上がることができるからなのです。
ベッドで起き上がる場合は、まず寝返りをして、三角形を作りその中に重心が落ちるように、懐を見ます。ここまでは、ふとんで起き上がるのと同じですね。しかし、ベッドはふとんと違い、床よりも高い位置にあります。この利点を生かして、懐を見ながら足をベッドの外に投げ出してやると、手の力をあまり使うことなく、足の重みでそのまま前にお辞儀するように簡単に起き上がれるのです。

 

<イラスト(1)>
先に足を座った姿勢に近い状態にしておくことで、下半身を上半身が追いかけていくというスムーズな動きとなります。ふとんの場合のように足が同じ面にあると、起きあがりの後半で起きあがろうとする上半身と寝た状態に近い下半身とがケンカしてスムーズな動きになりません。

<イラスト(2)>
さらに簡単に起き上がるコツもあります。寝返りする時、ベッド上で身体を斜めにしてから、三角形を作るというやり方です。この方法ですと、足をベッドの外に投げ出しやすくて、より簡単に起き上がることができるでしょう。

 

これで、皆さんも今日から上手な起き上がり方を実践することができますよね。
普段は気づかずに行っていた起き上がりを意識的に見直すことで、さらに上手な起き上がりを実践してみましょう。
次回は、「起き上がる」ことの意味と大切さについて、お話したいと思います。

ひとを語る 理学療法士 かわぞえりゅうしろうさん

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