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生活の質を向上させるためには、寝たきりのままではなく、活動的な姿勢をとることが必要だとお話してきました。「座る」ということが、生活をひろげる第一歩なのですが、もし座ったままではなく、立つことができ、そして歩いて移動することができたら…。
生活空間は、さらに広がっていくことになります。そしてこのような生活空間の拡大は、生活の質をさらに向上させることになります。ベッドから立って移動できればトイレやお風呂に行くこともできますし、外出してお友達とのおしゃべりも楽しめますね。
「立ち上がる」、「歩く」といった動作ができるということはもちろん大事ですが、それと同じくらい次の動作に移るための安定姿勢というものも忘れてはならないことです。
安定した「座る(座位)」が確保できていなければ、「立ち上がる」ことは不可能ですし、また安定した「立つ(立位)」が取れなければ、歩き出すことさえ困難だからです。ですから、動作と動作の間には、動作をつなぐ安定した姿勢が必要なのだといえるでしょう。
今回と次回の2回は、「立位」についてお話したいと思います。