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困ったときに知っておきたい人の動き
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第3回 良い座りを実践するために
〜安定した姿勢を保ちつづける「コツ」〜

2.姿勢の調整〜骨盤の安定と座面と高さ〜

次に復習になりますが、『骨盤の安定』です。

イラスト4 姿勢説明4

(1)骨盤が前後に倒れていないかということを、十分注意しなければならないでしょう。骨盤の倒れを防ぐためには、適切な座面の椅子に深く腰掛けることが大事なのですが、背もたれの支えも重要です。背もたれがないと、骨盤の傾きを安定しつづけることが難しいですし、脊柱のS字カーブも維持できません。ですから骨盤を安定できない場合は、骨盤をしっかりと立てるために背もたれを調節してあげ(ランバーサポートa)、骨盤の前すべりを防ぐために座面の後ろをくぼませたりクッションを使ったり(アンカーサポートb)してあげると良いでしょう。

イラスト5 姿勢説明5

(2)骨盤が左右に傾いていないかどうかにも、気をつけなければなりません。そのためには座面が水平であることが大切ですが、例えば車いすなどでシートがたわんで骨盤が傾いてしまうときには、座面を板などで水平にし、その上にクッションなどを使用して傾きを防ぐという方法もあります。

イラスト6 姿勢説明6

(3)骨盤が背もたれと平行になるように座ることも大切です。背もたれに斜めにつっかかるような座り方は、骨盤が安定できないだけでなく、車いすで移動する時には、バランスが悪く危険です。体が回っていないかということにも注意しましょう。

また、『座面の高さ』と関係して、足部を安定させることも大事です。座面が高すぎて足が床につかない状態では、全身を安定させることが出来ません。ですから足の裏が床につくようにして、姿勢が崩れた時には直せるように身動きしやすい姿勢であることが必要です。

ひとを語る 理学療法士 かわぞえりゅうしろうさん

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