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困ったときに知っておきたい人の動き
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第3回 良い座りを実践するために
〜安定した姿勢を保ちつづける「コツ」〜

1.姿勢の調節〜上体の安定〜

イラスト1 姿勢説明1

今回は、安定した姿勢を保ちつづけるためにはどうすればよいのか、「良い座りの実践」についてお話しましょう。介護する側も楽になるし、介護される側も疲れや痛みのない快適な「座り」のためのポイントを紹介します。

安定した姿勢をとるためには、前回お話した骨盤の傾きと安定に加えて、『上体の安定』が重要です。まず、上体を安定させるチェックポイントから説明しましょう。

(1)脊柱(背骨)が自然なS字カーブ(生理的湾曲)を描いていることが理想です。S字カーブを保っていると安定し、座っていても疲れにくいんです。

イラスト2 姿勢説明2

(2)脊柱が左右にねじれていないかどうかにも、気をつけなければなりません。ねじれていると左右どちらか一方だけに重心が傾いてしまい、上体が倒れてしまいます。車いすなどの場合では、骨盤が座面と水平であることを確認した上で、左右に脊柱がねじれないようにアームレストの位置を調節することが必要でしょう。

イラスト3 姿勢説明3

(3) 頭が傾いていないかどうかにも、注意しなければならないでしょう。頭が傾くと、頭の重みでS字カーブも描けませんし、左右にねじれてしまったりもするからです。場合によっては、頭部の支えなども必要になるでしょう。

 

ひとを語る 理学療法士 かわぞえりゅうしろうさん

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