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住宅改修の基本

第11回 プラン例

洗面所の具体的なプラン例について解説していきましょう。 身体移動能力に応じた設計プランとなっていますが、ご本人特有の身体状況や、住宅事情、ご予算などに応じて、実際には幾通りものプランが考えられます。ここで示したプランは、あくまでも一つの例としてご参照ください。

1.ベンチ設置プラン

イラスト1 ベンチ設置プラン
使用器具一覧
@洗面化粧台
A二面鏡
Bウォールキャビネット
Cインテリア・バー
Dインテリア・バー
Eインテリア・バー
F3枚連動引戸

当プランの概要

○自立で歩ける方、杖や手すりなどを使って一人で伝い歩きができる方から、介助が必要な方、車いす使用の方まで想定したプランです。

○広さは1坪プラン(1650×1650ミリメートル)

当プランのポイント

イラスト2 車いすでもアプローチしやすい洗面台

○車いすでもアプローチしやすい洗面台を

洗面台の下がオープンの洗面器(A)を設置し、車いすでもアプローチしやすいようにしました。


イラスト3 ベンチを設置

○衣類の脱着がしやすいベンチを設置

洗面台の横にベンチ(B)と手すりを設置して、一度座って、安心して衣服を脱ぎ、浴室へアプローチできます。 ベンチは作り付けである必要はありませんが、ズボンを脱ぐときに、片手をついて身体を傾け、お尻を浮かせるので、サイズは身体の幅の1.5〜2倍ほどあると便利です。また、これだけの幅を確保すると、脱いだ衣服を置くスペースとしても利用できます。 車いすを使う方の場合は、必ずしもこのベンチは必要ありません。


○出入り口段差をなくし、開口を広く

車いすやシャワーキャリーでも利用できるように出入り口は、段差なしが基本ですが、あわせて3枚連動引戸(C)などで、有効開口を広く取り、 廊下スペースを回転スペースにも使えるように配慮します。

車いすの方が使う洗面台で、あえて手前に傾斜がついた鏡がついているところがありますが、立って使う方(家族など)と併用ができません。大きい鏡にしたら座って使う場合も立って使う場合も両方に使えます。
傾斜する必要があるかないかを設置する前に検討しましょう。

※掲載プランおよび商品は一例です。
ご発注の際は、販売店、工事店にご確認ください。

ひとを語る 理学療法士 かわぞえりゅうしろうさん

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