ここから本文です
住宅改修の基本

第8回 プラン例

3.座位で移動する方のプラン

イラスト6 座位で移動する方のプラン
使用器具一覧
@浴槽
Aバス水栓
Bシャワー金具
C洗面器置台
Dインテリア・バー
Eインテリア・バー
Fインテリア・バー
G化粧鏡
H段差解消3枚引戸
I浴室排水ユニット
J化粧棚
Kハイクオリティ照明
L浴室換気暖房乾燥機

当プランの概要

○対象は、車いすを自走する方で、座位のまま腕の力を使って身体を横移動させることができる方です。

○広さは、いわゆる1.5坪タイプ。(1,650ミリメートル×2,100ミリメートル

○座位で移動するご本人はトランスファーボードを、他のご家族の方は洗い場スペースを有効に使える、共用のプランです。

当プランのポイント

○ご本人はトランスファーボードを有効に使って

浴槽横から出入り口までの点線部分(AとD)は、トランスファーボード(移乗台)を設置する場所です。座位で移動する方が利用する場合は、浴室出入り口の前で車いすからトランスファーボードに移乗し、台の上を横移動しながら浴槽へ近づき、Bの手すりと浴槽リムをつかんで腕の力で入っていきます。浴槽にお湯をいっぱいはっておけば、浮力を利用して台の上に戻りやすくなります。また、台の上でシャワーを使えるよう、浴槽側にもシャワー水栓を設置しておきます(C)。

イラスト7 トランスファーボードを有効に使って

※ドアとのスペースをより確保するために角をカットする方法もあります。
※トランスファーボードは車いすで同じ高さになるようにします。這って入る配慮として、クッションマットを作る方もいます。

イラスト8 断面図

ご本人のことだけを考えれば、浴槽リムと同じ高さまで洗い場の床を上げるのも有効ですが、他のご家族の方が使いにくくなりますので、ここでは広い浴室面積を半分ずつ使い分けるプランとしました。

○脱衣場にも注目を

浴室内の図面だけお見せしていますが、このプランでは浴室に隣接する脱衣場に車いすを乗り捨てておくことになります。入浴が終わって車いすに戻ると、脱衣場で方向転換する必要がありますから、脱衣場の広さやレイアウトを考慮することも重要です。このことを念頭においておくようにしましょう。

※掲載プランおよび商品は一例です。
ご発注の際は、販売店、工事店にご確認ください。

ひとを語る 理学療法士 かわぞえりゅうしろうさん

WEBセミナーに戻る

目次に戻る

坂本さんのセミナーを見る

本文終了です
楽&楽計画どっとこむについて初めてサイトをご覧になる方へカタログ請求ご意見・お問い合わせ
| サイトマップ | プライバシーポリシー |