トイレの空間づくりでは、広さと共に、アプローチについても考慮する必要があります。トイレ内にどのように入っていき、便器にどのように近づいていくか、ということです。

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1.ドア間口はできるだけ大きく
トイレのドア間口は、車いすで入っていく場合のことを考えれば750ミリメートル以上、できれば800ミリメートル以上が理想です。開口幅が広くとれる3枚扉なども検討したいところです。
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| 側方ドア |
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| 前方ドア |
また、ドアは便器の側方に設置した方が車いすでアプローチしやすくなります。正面から入ると、身体を回転させる角度が大きくなり、それだけ危険が増すからです。床の段差解消にも配慮しましょう。
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2.狭いトイレでは隣接空間も活用
先に、それぞれの身体状況に必要な便器側方スペースについてご説明しましたが、トイレに使える面積が狭い場合は、図のように、廊下などの隣接空間を活用してアプローチすることもできます。
トイレの改修を考えるときは「スペース」だけでなく、「アプローチ」のことも考えなければなりません。例えば、伝い歩きをする方にとってはアプローチが遠くなるので、安全を考えると広いスペースを確保することはお勧めできません。 トイレの幅や奥行の寸法、便器の向きや位置、扉のタイプや位置などによって、実際には幾通りもの改修パターンが考えられますが、「スペース」と「アプローチ」両方の視点から、快適なトイレ空間づくりを進めていきましょう。
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