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住宅改修の基本

第2回 トイレづくりの考え方

まずはトイレの空間プランについて考えていきましょう。
今回は、空間づくりの前に知っておくべきポイントについてお話します。

1.トイレをどう考えるか

トイレは、利用する方の身体状況や介助の有無によって、必要な広さが自ずと決まってきます。現状に合った広さを確保することはもちろん、将来の身体状況の変化を見越したスペースの確保もあわせて考えておきましょう。 特に車いすの場合は、どの方向からトイレに入り、便器に近づいていくのが良いのか、アプローチの方法もあわせて考えておく必要があります。


2.空間づくりの前に知っておくべきポイント

バリアフリーなトイレ空間のプランをつくる際に、まず念頭においておくべきポイントについて、ご説明しましょう。

(1)加齢に伴ってトイレが近くなります。また、障害のある方は移動に時間がかかりますので、移動することを考えて、トイレは寝室の隣が理想的です。

(2)ラクに使えるのは腰掛け式の便器です。便器への立ち座りを支えるための手すりや、ご本人に合わせた便座の高さも考慮しましょう。

(3)無理なく開けられるドアや、長い間便器に座っていられるような背もたれ、手すりなど、動作・姿勢の安定に配慮しましょう。

(4)ボタンを押すだけで便器洗浄できるものや、片手で使える紙巻器など、操作がラクな器具を活用しましょう。

イラスト1 らくらくリモコン

(5)器具の操作部に、大きいボタンやハッキリした色使いがされているものを選び、視力の低下を補うようにしましょう。

(6)トイレ内に暖房便座や室内暖房機を設置するなどして、冬の寒い朝や夜間の使用に備えましょう。

(7)ご本人の排泄を助けるような福祉用具の活用も検討しましょう。

(8)トイレを快適な状態に保てるよう、お掃除しやすい素材や形状の便器・床材などを選びましょう。

※掲載プランおよび商品は一例です。
ご発注の際は、販売店、工事店にご確認ください。

ひとを語る 理学療法士 かわぞえりゅうしろうさん

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