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総合せき損センター

2.移動が簡単ならトイレに行ける

※画像はクリックすると拡大表示されます。

――こちらはどういった物ですか?

写真1 クリックすると拡大します
写真2 クリックすると拡大します
トイレまわりに広い移乗台と
背もたれがついている。

「できない」と思っている人たちが、病院で「できる」ことを練習をはじめる物とも言えます。

 

例えば、トイレに行くために、まず車いすでベッドにいって、パンツなどの服を脱いで、車いすに戻って、トイレに行って、便器に移って、排泄して、車いすに戻って、ベッドにいって、服を着て、車いすに戻って生活をはじめる。しかし、これだけの移乗を繰り返せば、一度トイレにいくだけで疲れてしまうのです。

 

でも、これだったら、この上で脱いで、排泄して、車いすに戻って生活をはじめることができる。移乗回数が大幅に減るので疲れない。時間も大きく節約される。これは大きいですよ。

 

写真3 移乗の様子1 クリックすると拡大します
車いすのひじ掛けが邪魔して
横移乗がしにくい
写真4 移乗の様子2 クリックすると拡大します
ひじかけが外せると
移乗しやすい

例えば、車いすから便器にダイレクトに移れるようになれば、こちらの台を取り外して使う。しかし、今度は車いすから便器に移動する時にひじ掛けが邪魔になるでしょう?この車いすは、ひじ掛けが取り外せるように改造してあるから便器に移乗しやすい。それでも車輪を止めるためのストッパーのレバーも邪魔になる。この車いすではこのストッパのレバーも取り外せるようになっている。それも外してしまえば車いすから便器への移乗は格段にやりやすくなるんです。排泄を考えるときは、便器だけでなく車いすなどの周辺の物との組み合わせも考えなければならない。

 

お年寄りなどでは、ひじ掛けが着脱式になるか跳ね上げ式になれば、「こんなに簡単に移動できるなら自分ひとりでトイレにいける」という人がごまんといる。あのひじ掛けがあるだけで、お尻を前に突き出して、一度立って、ふらつきながら便器に座る−−という動作をやらなければならないから助けが必要になるわけです。

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