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Q5.認知症の方が便器になんでも流してしまうことがあり困っています・1

病院や施設で認知症の方が便器に何でも詰まらせてしまうこと、あれは何とかならないでしょうか?多いのは、尿取りパット・靴下・タオルなどなど。いつも「棒付きバコバコ」で強引に押し流してしまいますが、便器のS字管(図B※1)のさらに先の奥の方で(図B※2)いつ詰まってしまうか?とビクビクものです。

S字管の前に、異物取りだし穴がついていて金属窓がねじ止めになっているやつもありますが、あれを開けたら汚水もどっと流れ出てくるんでしょうね。もう少し、何とかならないものでしょうか?

金属窓はデザイン的に違和感が強いですね。それに、いちいち工具が必要だったと思います。認知症の方が簡単にいじることができるのも困りますが、いざという時、我々が簡単に処理できるようだとありがたいですね。
(流しのPTさん/37歳・理学療法士 男性)

A5(質問の答え)

掃除口付大便

写真1 商品写真

図B 断面図

イラスト1 構造説明

老人病院や特別養護老人ホームなどで認知症の方が便器に異物を詰まらせてしまうというお悩みはよくお聞きします。現場のスタッフの方として非常にご苦労されているようですね。

場合によっては水道工事業者さんに依頼し、便器をいったん取り外して異物を取り除くというように、費用をともなう事態もあるでしょう。ご質問の中での「異物取りだし穴がついていて金属窓がねじ止めになっているやつ」=「掃除口付大便器」であれば、それをある程度解消することができます。

便器の構造上、ふたをあけたら必ずしもすべての汚水がどっと流れ出るわけではありません(ただし、ボール内が汚水で満水状態の場合、掃除口ふたを開くと、掃除口から汚水が漏れ出ることがあります。少し時間をおいて便器ボール内の水位が下がるのを待つか、水位が下がらない場合には掃除口下にバケツなどの容器をご準備のうえ作業することをおすすめします)。

また、便器の排水経路も異物を取り出しやすい単純な構造になっております。老人病院の認知症病棟・特養ホーム・老健施設などでよく採用されるタイプの便器です。

ご指摘の通り、掃除口蓋は金属性で取り外しには工具(スパナ)が必要ですが、不特定多数の方がご使用されること、認知症の方に簡単にいじられないこと、そして耐久性を考慮して現行の仕様を採用しております。

◆パブリックの水まわり

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