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Q3.座位が不安定な方が安全にトイレを使うための用具はありませんか?

車いすを利用していて、一時的に立つことができる方のトイレについての相談です。
排泄に時間がかかってしまうので、終わったころに衣服の着脱や車いすへの乗り移りの介助にいくと、バランスが少し崩れている時があります。
何か有効な福祉用具はありませんか?
(35歳 男性/高齢者施設職員)

A3(質問の答え)

トイレを安全にお使いいただくために、まずは座っている時の支えになる手すりの設置をおすすめします。
壁に手すりを設置するのが一般的ですが、ご利用者のからだの状況や壁からの便器の位置によっては手すりをつかみにくく、支えになりにくい場合もあります。
そこで、よりからだに近い位置に設置できる手すりとして、便器まわりに置いて床に固定する「トイレ用手すり」があります。
これは、座った時に体の両側に、手すりをかねた肘掛けがきますので、支えになりますし、体の前にオプションの前方グリップを併用するとより安全に、座位を大きく崩さずに座り続けられます。
背もたれは、座るときのタンクとの衝撃を防げるほか、座っているときに背中のすべりを防げます。

写真1 背もたれ付トイレ用手すりイラスト1 背もたれ付トイレ用手すり
トイレ用手すり背もたれ付
写真2 前方グリップ写真3 前方グリップ
前方グリップ

 

また、補助的ですが、あわせて「やわらか補高便座」を便座の上に置くと有効な場合があります。
特に、小柄な方や、麻痺などでからだのバランスが悪く、お尻がずり込みやすい方には、材質が発泡ポリウレタン製で普通便座よりフィット感があるやわらか補高便座を置くことで、便座のエッジのあたりがやわらかくなり、落ち込みすぎません。

写真5

写真4 やわらか便座
●やわらか補高便座

◆住宅のトイレ

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